昨年購入して、2.3℃の保冷庫で一年熟成。
さてどうかな?
香り
穏やか。さほど香りは無い。
キュっと締まった輪郭のなかにプクッと膨らみを感じる。
薄いベールに包まれた緊張感も。
鼻を抜けるようなスーンとしたニュアンス。
お米の研いだようなキメ細かい米の香りに、かすかに熟した洋梨やグレープフルーツ。
軽くミネラル感が優しく漂う。
こないだの黒田庄に比べおとなしい。
まだ開かないのか?
味
おほ。口に入ってるく時に流れる酒のタッチで美味い!
かすかにガスのニュアンスか。
エキスがありつつ、ややまろやかさがのってきたか。
シンプルな感じ。
シトラス系を思わす穏やかな酸に、トロミの中に骨格のある軽い旨み。
けっこうタッチはトロミがある。
いやいや、これはだんだんくる。
ジューシーだ。トロミと共に品良くクリアに軽く広がる旨みに、柑橘の酸がピシッと。
じわーんと広がる旨みが返ってくる余韻。
いやーこの骨格感が解けた感じ。いいね。
でもやはり自家熟成をするならまず新酒で飲まんとダメですね。
温度が上がると本領発揮!
トロミ、膨らみ、分厚い旨みのありながら凛とした輪郭。
いやー最高。肉に会う。
この厚みはさすが。
そしてやはり九平次はリーデルオークドシャルドネグラスに合う!
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